令和2年度 スローガン

(トガル)
鋭い感性(個性)とアイデアに基づき 夢の実現に向けた同友会活動を行う

 わが国では、想定外の気候変動による自然災害の拡大や少子高齢化・人口減少社会の到来をはじめとし、今年になってから、世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響と過去に例のないスピートで我々を取り巻く環境が変化してます。一方で経済のグローバル化、通信技術の進展(5G)さらに働き方改革等様々な変化への対応が求められている時代に突入しております。

昨年5月、皇位継承・改元という新たな「令和」時代が幕をあけ本年7月に開催予定でしたスポーツの祭典東京オリンピック・パラリンピックが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により2021年7月に延期となりました。このような緊急事態ではありますが、八代では2020年2月、八代港国際クルーズ拠点港整備事業における「くまモンポート八代」の完成。2021年に八代市役所新庁舎完成、更に2022年には、民族伝統芸能伝承館(仮)完成及び八代経済開発同友会の継続事業の一つでもある「八代・天草シーライン」建設に向けた大型プロジェクトが、現実のものとなっています。

そのような中、私共八代経済開発同友会は“奉仕の志を持つ者が、ともに集い学び合い、幸福感のある企業と活力ある地域づくりに貢献する”の理念の下で様々な事業を展開してまいりました。本年57年目を迎える八代経済開発同友会は、6委員会及び事務局グループを含め93名のメンバーでスタートいたします。
各委員会活動の中で様々な事業の企画・立案・実行があるかと思いますが、挑戦なくしては前に進むこともできず、その過程には大きな壁にぶつかり結果が伴わないこともあるかと思います。しかしながら挑戦を続けるその小さな積み重ねが、未来を切り開く一歩となり、地域経済の発展につながると確信しております。

上記に掲げた本年度スローガンは、個々の力は小さいかもしれませんが、八代経済開発同友会の理念の下、各委員長をはじめ、メンバー同士が鋭い感性(個性)と、各委員会開催時に浮かび上がるアイデアを大事にしてその時々の場面・場面で出た意見を文字にし、数値に置き換え行動することで、夢の実現に向けた八代経済開発同友会独自の活動に繋がると考えてます。更にメンバー同士の企業や地域の企業が、共存共栄していく事が新たな令和時代にふさわしい八代経済開発同友会としての大きな役割になると確信してます。小さい個々の力を結集し、大きな力に変えていく! その強い私自身の決意を尖(トガル)の1文字に込めさせていただきました。
更に本年度、私共八代経済開発同友会は3年後の60周年に向け会員拡大においても100名以上の会員数を目指し前年同様、力を注いでまいります。

最後に、政府発表のとおり新型コロナウイルス感染拡大(4月現在)は重大な局面を迎えており、危機的な状況はしばらく続くと想定されますが、一日も早い事態の収束と、地域の商圏に活力が戻ることを祈ってやみません。行政の皆様、関係諸団体の皆様におかれましては、これまで同様、ご指導ご支援をお願い申し上げます。